2016年2月10日水曜日

平成28年度版 後発医薬品数量シェア計算方法

2016年2月10日中医協の診療報酬改定の答申で後発医薬品調剤体制加算の施設基準が変更になりました。

当該保険薬局において調剤した後発医薬品のある先発医薬品及び後発医薬品を合算した規格単位数量に占める後発医薬品の規格単位数量の割合がそれぞれ、以下のとおりであること。

【現行】
後発医薬品調剤体制加算1 55%以上
後発医薬品調剤体制加算2 65%以上

【改定】
後発医薬品調剤体制加算1 65%以上
後発医薬品調剤体制加算2 75%以上




一覧表の例



各先発医薬品における後発医薬品の有無及び後発医薬品について、
1:後発医薬品がない先発医薬品(後発医薬品の上市前の先発医薬品等)、

2:後発医薬品がある先発医薬品
(先発医薬品と後発医薬品で剤形や規格が同一でない場合等を含む)

3:後発医薬品(先発医薬品と同額又は薬価が高いものについては、「★」印を付しています。)

として分類しています。

※後発医薬品の数量シェア(置換え率)
=〔後発医薬品の数量〕/(〔後発医薬品のある先発医薬品の数量〕+〔後発医薬品の数量〕
=〔3で分類される品目の数量〕/(〔2で分類される品目の数量〕+〔3で分類される品目の数量〕)





「後発医薬品のある先発医薬品」が増えるタイミング
http://www.ygken.com/2014/06/blog-post_17.html


後発医薬品のある先発医薬品とは
http://www.ygken.com/2014/12/blog-post_11.html


後発医薬品調剤体制加算のカットオフ値
http://www.ygken.com/2014/03/blog-post_24.html